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ディアボロを糸から離して空中に投げ上げることを「ハイトス」もしくは「ハイアップ」と呼びます。
ハイアップは難易度は高くありませんが、ディアボロの技の中でも最も見栄えのする技のひとつと言えるでしょう。
ハイアップは一見ディアボロを投げ上げ、それを上手にキャッチしているだけに見えますが、実際にはうまくできるよう、いくつかのポイントがあります。
ポイントは大きく分けて二つ。
1、腕の力で投げ上げるのではなく、糸が広がる力を利用すること
2、キャッチは広げた糸の真中でするのではなく、キャッチしやすい形にすること
です。
一つ一つ確認しながら練習をしましょう。
1、糸の広がる力を利用して投げ上げる
ディアボロを高く投げ上げるのには、腕の力だけで投げ上げることはしません。
ハンドスティックだけを持って、素早く左右に広げてみてください。
広げると糸がピンッ張るのが分かりますね?
ディアボロはこの糸が張る力を利用して投げ上げます。
2、キャッチの仕方
実際にやってみると分かりますが、低い高さのディアボロでも糸の真中あたりで受け止めるのは簡単ではありません。
うまくキャッチするコツはできるだけ右のハンドスティックに近い部分の糸で取るようにすること!
また体勢は、落ちてくるディアボロに対して左手は下げ、右手を上げ、糸が斜めになるようにします。
目とハンドスティックの先、ディアボロが一直線に並ぶ形になり、キャッチのしやすさがぐっと増すのです。
始めは頭の高さくらいに、なれてきたら広い屋外で思い切り投げてみてください。
思い切り投げたディアボロは、簡単に屋根よりずっと高く飛んでいきますよ。