アイドリングをはじめた頃のことを思い出してみましょう。センタースティック、なかなか思うように行かず、あっちに行ったりこっちに来たり。そんな経験はしませんでしたか? 今回はそんな体験が役に立ちますよ
そんな、初心忘れるべからず!な技、「ヘリコプター」!!

頭の中にヘリコプターを思い浮かべてみましょう。ヘリコプターといえば、機体上部についた水平にまわるプロペラが特徴的!
そんな動きをデビルスティックで!という技、それが「ヘリコプター」です。

必要となる動作は、2つです。
1.右ハンドスティックにセンタースティックをのせ、ハンドスティックを前方に押し出す。
2.水平方向に回りだしたセンタースティックを左ハンドスティックにのせ、ハンドスティックを手前に引く。

ハンドスティックとセンタースティックが触れるタイミングは、アイドリングと同じです。
アイドリングを行った状態に、上記2つの連続する動作を加えるのです。

センタースティックに触れる位置ですが、中心付近であればあるだけ、より水平に回転しやすく、美しいヘリコプターになるでしょう。
しかし、初めから中心付近に触れる必要はありません。はじめは、アイドリングと同様、1/4付近の場所にふれるとよいでしょう。きちんと水平方向の回転を制御できるようになったら、じょじょに触れる位置を中心に近づけていきます。
さてさて、はじめにアイドリング初期の体験が役に立つ!と書きました。
ヘリコプター、いままでとハンドスティックさばきが異なるので、なかなかうまく出来ないかもしれません。そんなときには、はじめてデビルスティックに取り組んだときの、あの「ふらふら」な状態を思い出しましょう。

アイドリングは、上方向に力を加えることで、センタースティックを浮かしています。しかし、はじめて挑戦するときには、正確に力を伝えることがなかなかできず、ハンドスティックの動きに「前後」が加わっていませんでしたか?そんなとき、センタースティックはふらふらと変な方向へと飛んでいってしまったはず。

この「ふらふら」、ヘリコプターで大切です。
とくに、はじめのうちは、アイドリングからヘリコプターにうつるのが難しいかと思います。

そんなときは、リラックスして、わざとふらふらさせるよう意識すると案外うまく行ったりしますよ。どうしてもうまくはいれない!というときには、ぜひ試してみてくださいね。