今度は、高速アイドリング!その名もダブルスティッキング。 ハンドスティック2本を同時に用いてアイドリングすることで、より安定感があり、かつ、はやいふれ方のアイドリングが可能となります。
アイドリングを覚えたときのように、順を追って練習してみましょう。

センタースティックの先端が、床についた状態からはじめましょう。
アイドリングのときと同じ要領で、センタースティックをちょっとだけ浮かし、反対側のハンドスティックへと移動させます。

センタースティックが反対側のハンドスティックにふれた瞬間は、まだ、はじめ床についていた端は宙に浮いていますよね?
その浮いている端を、はじめにセンタースティックにふれていたハンドスティックで、床へ軽く押さえつけます。

そのままの状態から続けて、最初と反対から今と同じことをやってみましょう。

慣れてきたら、交互に一定のリズムでできるように。
さて、ここまでが下準備です。
いよいよ浮かしてみましょう。

アイドリングします。
いつもよりも、やや上向きに強く押します。ただし、強くといっても、ハーフフリップになってはいけません。反対側のハンドスティックで受け止めるや、センタースティック下端を空いているハンドスティックで軽くおさえてやります。この段階では、回転をはやくしようとして、下端をおさえるハンドスティックに力をこめる必要はありません。

この動作を繰り返せば、それが、ダブルスティッキングです。

2本のハンドスティックで、センタースティックを持っているような感覚(実際に持っているわけではないのですが)が得られたら、OK!

十分に感覚をつかんだら、回転スピードを変化さえてみましょう。下端をおさえるハンドスティックの力加減で、スピードを調節できますよ。

慣れてきたら、ハーフフリップもダブルスティッキングで出来ますよ!ぜひ挑戦してみてくださいね。