デビルスティックの基本、アイドリング。
はじめからうまくしようとするのではなく、じっくりとステップバイステップで上達するのが効果的です。
まずは、本格的にデビルスティックをはじめる前の準備体操です。

センタースティックだけ、てのひらにのせて持ちましょう。右手と左手で、それぞれ端から1/4程度のところを支えます。

片方の手をはずします。はずした方の端が落ち始めますね。センタースティックが地面に対して45度くらいの角度になったら、支えている方の手で上方に押し出してやります。

センタースティックは振り子のようにふれましたか?

ふれたセンタースティックを、反対の手でキャッチしてやります。つかむ位置は、はじめと同じ、端から1/4程度の部分です。
また同じことを、さっきとは反対側の手からはじめましょう。
慣れきたら、ふれているセンタースティックを握らずに、連続して動かしてみましょう。まるで、振り子のように、センタースティックが動いていますか?
デビルスティックの動きに慣れてきたら、いよいよ、ハンドスティックを使って操ってみましょう。

まず、図のように、ハンドスティックを持ってください。

握る位置は真中よりもやや手前側、小指から順に包み込むようにして、軽く握っていきます。人差し指は伸ばし、ハンドスティックを支えます。
次に、センタースティックを地面に縦に立てたら、ハンドスティックにもたれかからせましょう。2つのハンドスティックの間隔は、肩幅程度。腕は、ひじから先を、リラックスさせつつ曲げてください。ひざを立てて座ったり、センタースティックを少し高いところに立てるなど、やりやすいようにしてみてください。
準備はできましたか?そうしたら、いよいよデビルスティックを浮かす第一歩!ポイントは、余計な力を加えないこと。深呼吸して、肩の力を抜いてから、次からのステップにチャレンジしてくださいね。
まずは、一回だけ。先ほど、手で行ったように、センタースティックに、上向きの力を軽く加えてみてください。センタースティックを触れる位置は、さっきと同様、端から1/4くらいの場所です。
センタースティックが、地面から離れ、振り子のようにふれたでしょうか?

ふれたセンタースティックを、反対のハンドスティックで受け止めてあげます。しっかりと受け止めたら、またセンタースティックが地面についた状態で態勢を整えなおし、今度は今受け止めたハンドスティックで、同様のことを行います。

センタースティックが前後にぶれずにできるようになったらOK!




いよいよ、仕上げです。浮かすことに慣れてきたら、左右連続して浮かしてみましょう。 はじめは、1往復させることを目指しましょう。いきなり長く続けようとするのではなく、2往復、3往復、、、と回数をちょっとずつ増やしていくと上達がはやくなります。
はじめは、センタースティックが思うように動かずに、あっちにいったり、こっちにいったり、あるいはうまく浮かなかったり、難しく感じるかもしれません。センタースティックの動きや飛んでいく向きは、そのまま加えられた力の大きさや向きを表しています。うまくできないときには、センタースティックの動きに注意して、センタースティックの触り方を工夫しましょう。