ミルズメスとはミルズさんという人が考えだした不思議な技で、とても一度見ただけでは投げ方を理解することはできません!
見た目にもきれいなので、三つボールジャグリングの中でも人気の高い技です。
ミルズメスは左右のウィンドミルを組み合わせたような技ですが、とてもそれだけで理解することは難しいでしょう。 実際に手を動かしながら投げ方を覚えてください。 もしまだウィンドミルの逆回転ができない場合、少し引き返して練習してくることをおすすめしたいです。
●交差してボールを持つ

それではミルズメスの練習開始!

まず「ウィンドミル」と同じく、図のように左手を上にして腕を交差しボールを持ってください。
まずウィンドミルと同じく「左手 → 右手 → 左手」と投げます。
ここまではウィンドミルと同じ動きです。
ウィンドミルではそこから腕の交差を解き、ボールを右から左へ向けて投げていました。
「ミルズメス」では、腕の交差を解かず、そこからウィンドミルの逆回りの形に入ります。
つまり、腕が交差したまま、右手のボール(4投目 図ではオレンジ)を右側へ投げ、そのまま3つ目のボールをとります。

分かりにくいですね。頑張ってください.

次に右側にあった左手を左側へ持っていき、右側へボール(5投目 緑)を投げ、右手で投げたボール(オレンジ)を取ります。
右手を再び左側へ持っていき、左側から右側へボール(6投目 紫)を投げます。

最後のボールを右手で取ると、一番始めの形と似たような状態に戻ります。

どうでしょうか。。
ここまでが1ステップ。




●左右を逆にして練習

1ステップ目ができるようになったら、次にまったく同じことを左右逆にして練習をします。

今度は図のように、右手を上にして腕を交差します。
そこから同じように右手から投げ、一往復の練習をします。

体が自然と動くなるようになるまで練習してください。



●1.5往復を練習する

次に、1往復して戻って来たボールをもう1回ずつだけ投げます。
このとき、両方の手から1往復を練習しておくと楽になりますよ
●さらに続ける!

1.5往復ができるようになれば、しくみは完全に理解できたと思います。

ここからは2往復、3往復と数を増やしてゆくだけでしょう。
もちろんそれも簡単ではありませんが、ミルズメスの壁は完全に越えましたので、後はさらに練習あるのみ。

また、ミルズメスはウィンドミルと同じように投げる場所やタイミングで見え方がまるで変わってきます。
見え方を意識して練習をすることでより美しく、魅力的な技になりますよ。