前回練習した「2イン1ハンド」に、さらにボールを一つ追加した技が「1アップ2アップ」です。
同じ三つのボールでもカスケードとはまったく違った動きで、とても見栄えのする技です。
●2イン1ハンドをマスターしておく

はじめに2イン1ハンドの平行の動きができるようにしておきましょう。

1アップ2アップは「2イン1ハンド」と「1個」を組み合わせた技なので、もとの技を覚えておくことが大切です。
それでは練習をはじめましょう!
今回の1アップ2アップは今までの動きとまったく違っているので、カスケードからではなく、1アップ2アップからはじめても良いですね。

まず右手で2イン1ハンドの平行の動きを始めます。
そこから、左手のボールを2イン1ハンドの外側のボールに合わせて投げてみてください。

大切なのは投げる高さを同じにすること。
「ハーフシャワー」でも左右の手で違う動きをしていましたが、また違った難しさがあると思います。

1アップ2アップを始めて難しい点は、

1、右手と左手の動かすタイミングが違う。
2、ボールが中心に寄ってしまい、ぶつかってしまう。

の2点だと思います。
1の原因は、今までは腕を交互に動かしていたため

2は今までボールを常に交差するように投げていたため


でしょう。

はじめは外側へ投げる意識を持ちながら、少しずつ修正を加えてください。
1アップ2アップにも色々な投げ方がありますよ。
ボールを内側にあわせるだけで見え方が変わります。

左手で二つ投げるようにしたり、左右を組み合わせて一つのボールを行ったり来たりさせたり・・・他にも多くの投げ方があるので、色々と挑戦してみてください。
ある程度できるようになったなら、カスケードから続けて1アップ2アップができるよう練習してみてください。
他の技でもその技をより安定させるために、またスムーズに複数の技を繋げるためにもとても重要な練習と言えるでしょう。
技によってはカスケードから移行する動きが難しい場合もありますが、じっくり研究して練習してみることも大切です。