小平ジャグリング倶楽部
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■たてもの園フェスティバル

2002/10/12-13(土-日) 出演:堤、やぐま、末廣、茅 / 蔵人、末廣、しんごうき、カッパーえびちゃん

 10月の12日、13日に、江戸東京たてもの園で行われたたてもの園フェスティバルにてパフォーマンスをしてきました。小平ジャグリング倶楽部では昨年もこのイベントに参加しており、今年2年連続での参加となります。このイベントは二日間続けて行われ、昨年も二日続けて参加したのですが、今年は参加者の都合により一日目と二日目を違ったメンバーが演じるという新しい試みも行われました。

 初日となる12日、見事な秋晴れが広がり、絶好のコンディションの中たてもの園フェスティバルは始まりました。この日のパフォーマーは四名、ハードパンチャー、ピエロさん、コーン、そして茅君です。1番手となる茅君ですが、最近の茅君の成長ぶりには目を見張るものがありますね。大勢のお客の前でもたじろがず、ほとんどミスをしないでその演技を終える様は見事なものでした。その後ピエロさんと茅君が二人でパフォーマンスがあり、惜しみない拍手を送られていました。次にハードパンチャーとコーンのクラブ対決。見事な安定度を見せたハードパンチャーには「すごい!」といった歓声が、ぽろぽろ失敗するコーンには「がんばれよ!」という激励の言葉が・・・飛び交いました。再度ピエロさんの登場、独特な雰囲気がたまりません。皿回しの後のその手にはバラが!そう、そのバラを快く(?)手伝ってくれたお客さんにくわえてもらい、ハードパンチャーとコーンのパッシングで見事、そのバラを落としたのでした。

 たてもの園では他にもイベントが催されており、バナナのたたき売りやコマの芸などの和芸、人力車に乗せてもらえるイベントなども行われていました。また、江戸東京たてもの園は千と千尋の神隠しに出てくる建物のモデルとなったことでも知られています。それにちなんでか、たてもの園では千と千尋の神隠しの展示を見ることができました。更に!夕方からではフェスティバルの期間中、千と千尋の神隠しの屋外上映を見ることができました!

 さて二日目、この日も気持ちのいい秋晴。今回のメンバーは蔵人、前回と同じくコーン、しんごうき、カッパーえびちゃんの四名。メンバーがかわれば内容も当然変わりますので、前日見た方は一日目とは違った演技を見ることができたはず・・・。スーツ系のフォーマルな衣装で統一したのですが、こういうのもなかなかいいものですね。そんな中各々個性的な道具を使って演技をしました。ショーの一番始めはコーンのボール。衣装が変われば演技も変わります、5つまで増やしたボールの演技は如何だったのでしょうか。次にカッパーえびちゃんのシェーカーカップ。日本でなじみの少ないシェーカーですが動きが分かりやすいこともあって見ごたえ充分だったと思います。さらに司会役の蔵人のマジック。大道芸経験の長い蔵人の演技はさすが、貫録さえも感じてしまいました。個人最後を締めたのはしんごうきのシガーボックス。テンポのよさとダイナミックさを合わせた見事な演技!最後はしんごうきとコーンのパッシング、ついでにカッパーえびちゃんも間にいれてフィニッシュ!

 最後に、全体を通してとてもたくさんのお客さんに見てもらうことができました。たてもの園フェスティバルに関わったみなさん、どうもありがとうございました。