小平ジャグリング倶楽部
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■はらっぱ祭り

2001/11/4 出演:やぐま、末廣

 都立武蔵野公園で行われた第15回はらっぱ祭りに参加してきました!本日KJCのメンバーではらっぱ祭りに来ていたのは、堤さん、諏訪さん、末廣君、村田さん、ゆい君、そして矢熊でした。前日の雨が嘘のように晴れ渡った空。しかししかーし!この日もそう一筋縄では行かないのでした。今回の敵は強風。ものを投げるとあっという間に何メートルも風に流されていってしまいます。うーん、こりゃ大変だ。と思ってみたものの実際にパフォーマンスしてはじめてことの重大さに気づきます。

 はじめにこどもパレードにみんなで参加。はらっぱ祭りの会場中を「はらっぱおばけ」が練り歩いてお店を次々と襲っていきます。”Trick or treat!”お菓子を出さないお店はあわれ、はらっぱおばけにいたずら、小麦粉爆弾の餌食です。お菓子をもらえれば、みんなで、”どうもありがとう。”礼儀正しく帰って行きます。もうみんな目がきらきらしていて。とってもとっても素敵なパレードでした。KJCの面々もジャグラーとしてパレードに参加、みんなで楽しみました。

 さて、パレードが終わり、KJCのパフォーマンスをしよう!の時間です。会場を見渡しているとなにやらあやしい半裸体の人が。金粉ショーをやるそうです。興味津々ながら、自分たちの場所を確保せねば、と会場を歩き回りました。会場は雑多な雰囲気。とてもアジアンな香りがします。面白そうなものがたくさんあり、見てまわりたいのですが、まずはパフォーマンス。場所を見つけて、いざスタートです。今回はハードパンチャーとコーンさんの二人ショー。幸先よく、人を捕まえてはじめます。まずはハードパンチャーのディアボロ。が、ここが誤算の始まり。風を考慮してディアボロを軽くポーンと投げ上げたのですが、あららららら。それでも風に乗って遥か後方に流されていきます。そのあとも投げ物は風に流されてとても苦労しました。自分の思った通りにものが動かない。「大道芸人殺すにゃ雨風あれば」という言葉もありますが、まったくそのとおり!それでも、なんだかんだ言って、2重3重の人垣に囲まれながら楽しくショーを終わることができたのでした。このあと、こどもステージで一度ショーをして、パフォーマンスは終了。風の日は本当に大変です。強風の日も安心してできるプログラムを考えるのは、今後の課題でしょう。パフォーマンス終了後は、各々まつりを楽しみました。こどもたちにジャグリング教室を開き、一緒になってボールを追いかけて遊んだりもしました。こどもたちの上達のはやさにはびっくり。こういうところから未来のジャグラーが育っていったらうれしいですね。

 今回は、パフォーマンスをしに行った、というよりはむしろ、はらっぱ祭りに遊びに行った、という方が正しいような、そんな一日でした。たまにはこういう風にリラックスするのもあり、かな。

 ps.
この日は東京新聞からKJCに取材も来ていました!この記事は近日中に東京新聞多摩版に載ることでしょう。乞うご期待!

その後:12月17日の東京新聞朝刊多摩版「多摩ものがたり」に掲載されました。